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アラキドン酸が含まれているお肉

私達の健康には実にたくさんの成分が必要とされます。
ビタミンやアミノ酸、タンパク質など、ざっと思い浮かぶだけでも様々な成分を列挙することができます。
とりわけ、健やかな脳の育成のために必須脂肪酸は注目を集めています。
特に脳細胞を生み出すアラキドン酸は、学習の機能を強化していくので非常に重要な成分とされ、研究も進んでいます。
食事で補うことが出来る成分なので、どんなものに含まれているかを知れば意外にもとっても簡単に摂取が出来ます。
今回は食事内容について触れてみましょう。

アラキドン酸を最も効率よく摂取するのには「牛肉」がおすすめされています。
牛肉は部位によっては脂質も少なく、美味しく食べられるのでおすすめです。
よくアラキドン酸の話になると肉類についての注意喚起を見つけますが、調理方法や部位で太り過ぎや過剰摂取を未然に防ぐことが出来るのです。
では、どんな部位を食べれば良いのでしょうか。
脂質は肉をよく見るとわかる通り、白い部分です。
この部分があるからこそ美味しいのですが、たくさん食べて過剰摂取にならないようにするにはこの白い脂質を減らしましょう。
肩の部分や赤みが多い部分は脂質が少ないので安心です。

そこで、問題が1つあります。
それは調理方法です。
赤身は火を通しすぎると固くなりますが、細かくして煮込むと食べやすくなります。
年齢を重ねるとどうしても牛肉が苦手になりますが、脂質を落として食せば少量なら美味しく食べられます。
少量でも魚類に含まれるアラキドン酸よりも多く含まれますし、適量のタンパク質も得られるので健康へもいい試金石になります。
年齢を重ねる程避けがちな食材にこそ、栄養価が高い成分が入っている事もあるので、工夫した調理方法を身に付けましょう。
最近は認知症ケアにも積極的に肉類が使用されています。
野菜だけでは脳細胞がなかなか活性化しないので、注意しながら食材選びを進めましょう。
美味しく食べて目指すは長生きです。