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年をとったらアラキドン酸不足にも配慮

今テレビなどのメディアを見ていると、認知症に関する話題が非常に多くなっていると感じませんか。
認知症のケアは非常に難しく、家族の離職や高い介護費用、なかなかみつからないデイサービスなどの問題が山積みになっています。
一瞬目を離したときに事故に巻き込まれ、裁判沙汰になるなどの問題も記憶に新しいのではないでしょうか。
認知症は高齢化社会の浸透で、年々増加していると言われており、家族の負担はもちろんのこと記憶を失っていく側も病魔との戦いを強いられることになります。
そこで、やはり大切なのは認知症に罹らないように毎日の努力が必要です。
もちろん、今から提案する方法は100%の方法ではありませんが、認知症を招きにくいケア方法である、とお伝えしておきましょう。
ではどんなケアを行えば認知症に対抗できる身体になるのでしょうか。

最近では様々な認知症対策が叫ばれるようになりましたが、一番の即戦力として知られるのは「アラキドン酸」です。
でもどうしてこの成分が今注目に至っているのでしょうか。
本来は食事で補える成分ですが、アラキドン酸は記憶を司る部分の脳細胞を作るという大切な作業があります。
でも十分に摂取出来ているなら本当は問題がないはずなのです。
でもクローズアップされているのには深い理由があります。

それは、ダイエットによる成分の不足です。
健康を意識すると、どうしても怠りがちになるのが食事です。
ダイエットは本来健康や美容のために行うのですが、食事の偏りを発生させる大きな原因でもあります。
特に年齢を重ねてからのダイエットには注意が必要です。
代謝も落ちていくので太りやすくなり、脂質を毛嫌いしたくなる気持ちは理解できます。
しかし肉類を大幅に削ってしまうと、良質な不飽和脂肪酸の摂取源まで失うことになります。
年をとると痩せにくいがゆえに、激烈なダイエットに励みがちになりますが、食事を正しくすることは、痩せるためにも認知症予防にもとても大切です。